内視鏡検査
大腸拡大内視鏡
当院では大腸内視鏡検査に拡大機能のついたオリンパス社製PCF-Q240ZIを使用しています。拡大内視鏡とは、ズーム機能のついた内視鏡のことで、特定の部位を観察する時にちょうどデジタルカメラでズームアップするように見ることができます。これにより、大腸の特にポリープや陥凹した病変を観察する時に、pit patternと言われる表面の微細な変化が見られ、その病変の性質をより正確に診断できます。特に早期がんの診断や進行度の判定に有用です。また、この内視鏡は細径で検査中の痛みが少ないことも特徴です。
大腸癌は現在増加している癌の一つですが、早期に発見すれば内視鏡治療や腹腔鏡手術が可能で、決して予後の悪い癌ではありません。当院では安全で苦痛が少なく、かつ正確な内視鏡検査をめざして行っていますので、安心して受診して下さい。